
AI活用の達人が毎日やっている、Web記事の「ファクトチェック」方法とは?
2026年8月18日(火)開催
ライターの皆さんは、AIで書いた記事の数字・事実・URLなどが本当に正しいかどうか、どうやって確かめていますか?この講座ではAIをフル活用した「ファクトチェック」を実演しました。365日ずっと各種AIを触り続けている講師・佐々木ゴウが、ファクトチェックを「目の前の記事を直す」から「次の記事のミスがどんどん減る」に進化させる手順をお見せします。
今日の講座、プロンプトを配って終わりではありません
ファクトチェックとは、「売上が何十%増えた」「創業何年のA社が」「〇〇大学の〇〇教授によると」といった記述が本当に正しいのかを確かめる作業です。対象になるのは数字、事実、ロジック。そしてURLです。AIで記事を書いたとき、引用元として書かれたリンクを開いたら404で存在しなかったという経験は皆さんあるはず(かなりの確率で起こります)。
今回の講座は、こういったファクトチェックがラクにできるようにプロンプトを配って終わり…にはしません。目の前の記事の間違いを直しながら、次の記事がもっと正しく書けるようになる。そういう新しいライティング手法としてのファクトチェックをお伝えします。
よくあるファクトチェックの手法というと、記事を書いた後、AIに「この記事のファクトチェックをして」と投げ、指摘された箇所を直す形です。これがダメという話ではありませんが、今日はぜひ、その先に進みましょう。
※前半はClaudeやChatGPT、Geminiをチャット画面で使っている人向けの説明です。Claude Codeなどのエージェントを使っている人向けにも後半で解説します(やり方自体は同じですが、エージェントを使うと手順が自動化されるイメージです)。
ファクトチェックは、チャットではなく「一覧表」に出力
最初に必ずやってほしいのが、ファクトチェックの結果をスプレッドシートやExcelの一覧表に出させることです。原稿のGoogleドキュメントをそのまま貼り付けて、次のように指示してみてください。

最近のAIはExcelやスプレッドシートをどんどん作れますが、「Excelで出力して」のようにはっきり指示しないと、チャット欄で表として返してくることがまだ多いので、上記のように先に指定すると確実です。
一覧表に出させる効果は2つ。チェックの漏れを減らせること、そしてチェックした跡が残せることです。「どこが・なぜ・正しくは何か」という要素を毎回確実に出せるのもポイントです。優先度(高・中・低)の列を付けて、上から順にチェックさせるのもおすすめです。
ミスのパターンを「指示書」に。次の記事に生かそう

ここまでの話は、もしかすると「想像ついたよ」という人も多いかもしれません。しかし本題はここからです。記事が完成したら終わりにせず、もうひとつ工程を追加します。AIに以下のように指示してください。

一覧表に貯めてきたチェック結果を何記事か分析させているうち、だんだん、AIが間違えやすい共通パターンが見えてきます。
それをまとめた指示書を作ってもらい、AIに渡して次の記事を書かせ、またファクトチェックをして指示書を更新する…これを繰り返すと、記事の精度は着実に上がっていきます。佐々木の体感では、最初は30点ぶんくらいあったミスが、指示書を渡した次の記事では22点くらいまで減ります。
AIのミスの方向性は、書くジャンルや使うモデル、与えてきた情報によって色々と変わります。だから、SNSやネットに転がっているプロンプトは「土台」だと考えてください。あなた専用のファクトチェックプロンプトを育てていくことに意味があるのです。
AIの登場で、自分専用にリサーチ結果やプロンプトをカスタマイズする手間や時間はほぼゼロになりました。Excel以外にマークダウンでも箇条書きでもワードでも、貯めることそのものが大事です。
ーーーー ここまでで講座の約半分ですーーー-
講座の後半には、
・さらに短い時間でファクトチェックが進む方法
・次回以降の記事がまるで自分が書いたようになるワザ
・講師が実際に使っているプロンプト例の配布
・Q&Aコーナー
などまだまだ盛りだくさん。入会後はすべての過去講座の動画とテキスト形式の議事録が見放題です!

